EDUCATIONAL POLICY

工学の知識・教養だけでなく"3つの力"を持った優れた研究者の育成を目指して

育てたい学生像

 国際社会に影響を与え,リーダーとして先導する優れた研究者・技術者の育成のためには,研究力だけでなく国際力,人間力も重要だと考えています。指導学生には知的好奇心に基づいて楽しみながら自身の意思・発想で探究できるようサポートしています。また,国際会議での研究発表等を通して積極的に国際経験を積んでもらい,海外の大学・企業の研究者との議論・交流などから国際的な視野を持ちながらも実社会に対する実践力の獲得を目指しています。加えて,研究活動において失敗は付き物でありその積み重ねが成功に繋がります。課題に突き当たっても思考を整理し,他者と協調・協力しながら追究できるようサポートしたいと考えています。

テーマの決め方

 学生との対話から興味を聞き,まず複数のテーマを部矢から提示します。その中で最もワクワクするテーマを選んでもらえたらと思います。もちろん,学生からの提案もウェルカムです。

研究指導の方針

 「挑戦的に課題を設定し原理原則の探究から解決策を見出す」ことを目標として指導を行っています。目的と問題の明確化・細分化・整理をしながら小さな成功を積み重ねて課題解決できるようサポートしています。解決策は1つではない,という意識のもと,機械工学・電気工学・情報工学を基盤としてあらゆる視点から一緒に課題を考察しましょう。また,気になったことはすぐに試せる環境を提供できるよう尽力しています。

最後に

 指導学生とは共に学び,笑い,失敗を楽しみながら工学を究める関係を築けたらと思っています。部矢の研究に興味を持った名古屋大学・その他の大学・高専の学生さんはいつでもメール等で連絡をください。研究室の雰囲気や受験のことなど,何かサポートできることがあれば幸いです。

e-mail: akira.heya[a]mae.nagoya-u.ac.jp